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南千住小児歯科矯正歯科のブログ

子供でもマウスピース矯正できますか?

こんにちは、矯正担当の槇本です。夏が過ぎ、やっと涼しい日も増えてきました。過ごしやすい日々になりましたので、秋の行楽を楽しみたい季節ですね!

今回は、マウスピース 型矯正装置であるインビザラインは子供にも適応できるか、どんな装置なのか、メリット・デメリットなどについて解説致します。

 

インビザライン・ファースト

小学生のお子様がインビザラインの治療をする場合、インビザライン・ファーストという装置で治療することになります。

インビザライン・ファーストとは、本格的な矯正治療の前段階(第I期治療)として行う、小学生向けのマウスピース 型矯正装置です。

インビザラインは、主に永久歯が生えそろった年齢以降に適応の治療方法でした。しかし、乳歯と永久歯がどちらもあるような、混合歯列期のお子様への治療の需要が増加し、1997年から、研究と技術の改善が行われてきました。

そしてついに、インビザライン・ファーストが誕生したのです。

 

今までは、拡大床・マルチファミリー・ヘッドギアなどを使用して、歯列を拡大する・並べる・奥歯を後ろに動かすことを行って永久歯を萌出させるスペースを作っていました。

また、第II期治療では、萌出した永久歯を排列し、咬合させるためにワイヤー治療を用いていました。

従来の第I期治療で用いる装置例

 

従来の第II期治療で用いる装置例

 

しかし、インビザライン・ファーストは、拡大する・並べる・奥歯を後ろに移動させることが同時にできます。

その結果、第II期治療の期間も短くなるので、トータルの治療期間を短縮することができます。

 

インビザライン・ファーストのメリット

1.透明で目立たない、金属アレルギーでも治療できる

装置が目立ちにくいため見た目によるストレスが軽減されます。治療中でも装置を口元を気にせず写真を撮ったり、笑顔を見せることができます。

また、スポーツや楽器の演奏も諦めることなく治療ができます。

メタルフリーのため、金属アレルギーで治療を諦めていたお子様にも治療が可能です。

 

2.装着感が少ない

口の中の違和感が少なく、矯正装置が外れてしまうなどのトラブルの可能性も少なくなります。

 

3.痛みが小さい

マウスピース1枚あたりの歯の移動量が最大で0.25mmに設定されているため、段階的に歯を動かしながら歯並びを矯正するので、痛みが少ないことが特徴の一つです。

 

4.通院回数が少ない

マウスピース交換は患者様ご自宅で行なって頂くため、通院は約2か月に1回程度、歯科医院で治療の進行具合を確認しています。

これにより、通院のご負担が最小限になりました。

 

5.歯磨きしやすい

取り外し可能なため従来のワイヤー矯正に比べ、普段通り歯磨きをして、好きなものを食べることが可能です。むし歯や歯周病になりにくいです。

 

6.歯を抜かないで治療できる可能性が高い

通常の矯正治療で、デコボコがある永久歯列を正常な咬合へと治療していくためには、抜歯することが多いです。

しかし、インビザライン・ファーストで歯列を拡大し、永久歯の生えるスペースができるため、永久歯列では抜歯を回避できる可能性が高くなるのです。

 

7.光学印象で型取りをするため、嘔吐反射がある、型取りが苦手なお子様も治療できる

 

従来の型取りは、アルジネートという粘土のような材料をお口の中に入れて型をとっていました。口の中に異物が入るため、違和感を感じてしまうことが欠点でした。

 

それに対し、光学印象とは、iTeroという小型カメラをお口の中に入れて、写真を何百枚もとることによって3D画像を作り、口の中をコンピューター上で再現する方法です。

このことにより、処置時間が大幅に短縮され、違和感が少ないので患者様の負担も最小限となりました。

 

 

インビザライン・ファーストのデメリット

1.適さない場合がある

歯の萌出状態や、骨格的な問題がある(下顎前突など)患者様はインビザライン・ファーストは適応にならない場合があります。

その場合は、他の治療装置をご案内します。

 

2.装置時間をしっかり守る必要がある

インビザライン・ファーストは、装置を取り外しできるのが大きな利点である一方、決められた時間(1日20時間)きちんと装着しなければ効果が得られません。

そのため、お子様の「歯並びを治したい」というモチベーションが非常に大事になってきます。それと同時に、保護者様も一緒に管理し、協力して頂くことが必要になってきます。

 

どんな歯並びがインビザライン・ファーストで治療できるの?

乳歯から永久歯の交換時期に当たる、7才から12才くらいが対象になりますが、歯の萌出状況で判断を行います。

具体的には、『第一大臼歯が完全に萌出していて、側切歯の2本が2/3以上萌出していること』、『少なくとも3/4顎に、乳歯(C,D,E)または未萌出の永久歯(3,4,5)を2歯以上有していること』というふうに決まっています。

・歯がガタガタで、明らかに永久歯の萌出スペースが足りないお子様

・虫歯や、歯肉炎が心配なお子様

・金属アレルギーがあるお子様

・嘔吐反射があり、型取りが苦手なお子様

 

にはとても相性の良い装置となります。

 

歯が抜けちゃっても治療できるの?

小学生は歯の交換時期であることから、矯正治療中に乳歯が抜け、永久歯が萌え代わります。その位置に応じて永久歯のコントロールも行います。そのコントロールには、「萌出タブ」という設定が関わってきます。

・完全に萌出していない歯の過剰萌出を防ぐ

・永久歯列が未萌出または萌出途中にある歯に対しては、「萌出スペース」を予想して設置する

ことができるので、歯抜けても、生え途中でも、安心して装置を使用できます。

 

 

まずは、お気軽に無料相談を!

 

お子様の歯並びで気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

お子様の歯並びに問題がある場合には、第I期治療を小学校低学年より開始し、あごの成長時期に矯正装置を使用し歯並びの土台作りをしています。

そのため第II期治療をより正確に・短期間で行えるという大きなメリットが得られます。

インビザライン・ファーストは、お子様の「あごの成長」や「歯の生えかわり」など様々な変化が起きても柔軟に対応できる、安心で高機能な子供の矯正治療の新しい選択肢です。

 

 

ご興味がありましたら、ぜひご予約時に「インビザライン・ファースト希望」とお伝え頂ければ、スムーズにご案内できます。

どうぞお気軽に、ご相談ください。

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日付:   カテゴリ:マウスピース矯正(インビザライン), マウスピース矯正外来, マウスピース矯正外来のコラム

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